新着情報 

滋賀テックプラングランプリ2021で本学科のチーム「ひかる炭素・健康革命」が最優秀賞、企業賞をダブル受賞しました。

2021年7月31日(土曜日)に開催された第6回滋賀テックプラングランプリで、滋賀県立大学大学院工学研究科修士2年生の森田秀さんが代表を務めるチーム「ひかる炭素・健康革命」が最優秀賞と企業賞をダブル受賞しました。今年度は24チームがグランプリにエントリーし、書類審査を経てファイナリスト9チームが7月31日にびわ湖大津プリンスホテルにてプレゼンテーションを行いました。
森田さんのプレゼンテーションの概要は以下のとおりです。

■チーム名:ひかる炭素・健康革命
■チームメンバー
代表者:森田 秀(滋賀県立大学大学院工学研究科 修士2年)
チーム員:鈴木 一正(滋賀県立大学工学部材料科学科 講師)、秋山 毅(滋賀県立大学工学部材料科学科 准教授)
■発表テーマ:だれでもつくれるカーボンドットでバイオマーカー検出
■概要:
カーボンドットは、多様な発光色や表面修飾、生体親和性を示すナノカーボン材料です。安価な原料から簡単に作製可能で、表面特性が制御可能なため、特にバイオマーカーの検出に適しています。基質の選択性と蛍光検出を兼ね備え、手間、コストに優れ、病の早期発見や治療の最適化につながると期待されています。
■技術の応用例:
〇従来の高額なバイオマーカーの代替品となることで治療費の負担が抑えられる。 例:従来蛍光物質 2,400円/mg → カーボンドット 2円/mg
〇可視光応答の光触媒材料や水中の金属イオンの検出
〇固体レーザーやディスプレイなどへの応用

■滋賀テックプラングランプリ「滋賀テックプラングランプリ」は、「滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム※」が運営する「滋賀テックプランター」の研究開発型ベンチャー発掘・育成プログラムです。
「滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム」は、滋賀県産業の振興および地域の活性化を目的に、滋賀県、6つの県内大学、2つの地方銀行、公益財団法人滋賀県産業支援プラザ、株式会社リバネスで構成され、研究開発型ベンチャーの発掘・育成や次世代理系人材の育成に取り組んでいます。

大学院工学研究科材料科学専攻の坂口聖明さんが、プラスチック成形加工学会第32回年次大会「成形加工’21」において「優秀学生ポスター賞」を受賞しました。

6月16日〜6月17日にオンライン開催されたプラスチック成形加工学会第32回年次大会「成形加工’21」において、本学大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程の坂口聖明(さかぐちきよあき)さんの発表が「優秀学生ポスター賞」を受賞しました。
本賞は、初日午後に行われたポスター発表の中で優秀な発表に贈られるもので、今回は43件のポスター発表から5件が選出され、その中の1件に本発表が選ばれました。大会初日の夜に開催されたオンライン懇親会において、発表・表彰されました。

■題目:ポリシランを添加したポリプロピレンの結晶化プロセスに関する研究
■発表者:坂口聖明、竹下宏樹、徳満勝久、神澤岳史(滋賀県東北部工業技術センター)
■概要:結晶性高分子は添加剤を加えることにより、成形条件の変更だけでは制御が難しい結晶成長機構を制御することができます。今回のポスター発表では、結晶性を示す高分子であるポリプロピレンにある種の添加剤を加えることで、結晶化が遅延することを明らかにしました。さらに粘度を大幅に減少させ、柔軟性を向上させる役割を果たすことがわかりました。この成果は、射出成形における外観不良や成形不良の原因を改善できる可能性が期待できるものです。

工学部材料科学科の伊田翔平講師が、第67回高分子研究発表会(神戸)にてヤングサイエンティスト講演賞を受賞しました。

工学部材料科学科の伊田翔平講師が、7月9日に開催された第67回高分子研究発表会(神戸)におきまして、ヤングサイエンティスト講演賞を受賞しました。公益社団法人高分子学会関西支部が主催する高分子研究発表会(神戸)は、若手研究者の登竜門として定着した歴史ある研究会であり、第51回(2005年)より40歳未満の若手研究者に対してヤングサイエンティスト講演賞を設けています。同賞には関西支部だけでなく日本各地からも多くの申請があり、今回は伊田講師を含む5名の研究者が受賞し、受賞講演および授賞式が行われました。
高分子研究発表会(神戸)
伊田講師の研究者情報

【受賞講演の概要】
■題目:精密ラジカル重合の活用とモノマー連鎖配列に着目した高分子ヒドロゲルの動的機能創成
■内容:高分子から成る網目に水を含んだ高分子ヒドロゲルは環境や生体にやさしい材料として多岐にわたる応用が期待されています。このようなゲル材料に高い機能を付与するためには、網目構造の精密な設計が重要です。伊田講師は、精密ラジカル重合法と呼ばれる合成手法を駆使し、網目構造を形成する原料(モノマー)の並べ方(連鎖配列)に着目して設計することにより、局所的に動的な機能を発現するゲル材料を創出しています。これらの研究の独創性・新規性が評価され、今回の受賞となりました。

大学院工学研究科先端工学専攻の石島政直さんが「第10回CSJ化学フェスタ2020」において「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

博士後期課程の石島政直さん(指導教員:バラチャンドラン ジャヤデワン教授)が、10月20日~22日にオンラインで開催された日本化学会秋季事業「第10回CSJ化学フェスタ2020」にて、優秀ポスター発表賞を受賞しました。 この賞は、上記シンポジウムでの986件の学生ポスター発表の中から選出された177件の発表に贈られるものです。受賞者の石島さんには表彰状が贈られました。 受賞の詳細は、以下のURLをご参照ください。
https://www.csj.jp/festa/2020/document/award.pdf

■分類:材料化学
■題目:ナノスケールにおける多重反応機構開拓による Cu-Co 系二元系ナノ材料の設計と創製
■発表者:石島 政直、バラチャンドラン ジャヤデワン
■概要:多元系金属ナノ粒子は形態に応じて様々な特性が発現することが知られており、その形態制御技術の開発は非常に重要です。本研究ではアルコール還元法を用い、還元速度を制御することで、拡散やエッチングといった多重反応を誘発させ、Cu-Co二元系のコアシェル構造や、固溶体中空構造、ナノチューブの作製に成功しました。還元・エッチング・拡散の各反応の制御により得られた様々な形態を有するナノ構造体作製が可能であることを示し、多元系金属ナノ構造の設計指針を得ました。

大学院工学研究科先端工学専攻の垰幸作さんと工学研究科材料科学専攻の金澤暉さんが、「プラスチック成形加工学会第28回秋季大会『成形加工シンポジア’20』」において「ベストポスター賞」を受賞しました。

12月1日〜12月2日においてオンライン開催されたプラスチック成形加工学会第28回秋季大会「成形加工シンポジア’20」において、博士後期課程の垰幸作さん(指導教員:徳満勝久教授)と博士前期課程の金澤暉さん(指導教員:竹下宏樹准教授)の発表が「ベストポスター賞」を受賞しました。
この賞は、初日午前に行われたポスター発表の中で優秀な発表に贈られるもので、今回は82件のポスター発表から8件が選出され、その中の2件に上記学生の発表が選ばれました。大会初日の夜に開催されたオンライン懇親会において、発表・表彰されました。

■題目:レーザーラマン分光法を用いたポリスチレン射出成形品の分子配向解析
■発表者:垰幸作、山田浩二、東青史、籠恵太郎、竹下宏樹、徳満勝久
■概要:寸法精度が高く、かつ短時間で大量に製造できるため、樹脂成形品の多くは射出成形により製造されます。その製造プロセスから、射出成形品の内部は複雑な分子配向を示すと考えられますが、分子配向状態を詳細に解析することは難しく、解析技術の確立が望まれています。
本研究では、ポリスチレン射出成形品について、分子振動軸に対する偏光子及び検光子の角度がラマン散乱光に及ぼす影響を明らかにすることで、従来報告されていた配向度の情報に加え、配向方向についてもミクロンオーダーで解析することが可能となりました。
射出成形品では分子配向状態と品質は密接に関係するため、本研究の技術は樹脂部品の製造工程における品質管理や、高機能樹脂部品の開発現場などでの活用が期待できます。
■題目:側鎖型液晶性高分子の液晶秩序における側鎖グラフト密度の影響
■発表者:金澤暉、竹下宏樹、徳満勝久、神澤岳史
■概要:高分子液晶の一種である側鎖型液晶性高分子は、高分子の特性を有しながら低分子液晶のような運動性を維持することができます。側鎖に結合した液晶メソゲン基の運動性は、メソゲン基の種類やスペーサー長などの分子構造に影響されることが知られています。今回のポスター発表では、従来知られている分子構造による影響に加えて、側鎖に結合するメソゲン基の密度の効果に着目しました。その結果、液晶を発現しない成分を高分子鎖中に少量導入し、メソゲン基の密度を疎にすることで、液晶の形成を邪魔することなく、液晶メソゲン基の運動性を向上させることが可能であることが分かりました。この結果は、側鎖型液晶性高分子の分子設計に新たな知見をもたらすものです。

大学院工学研究科材料科学専攻の小山 奈津季さんが、「第10回CSJ化学フェスタ2020」において「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程2回生の小山奈津季さん(指導教員:秋山 毅 准教授)が、1020日~22日にオンラインで開催された日本化学会秋季事業第10CSJ化学フェスタ2020にて、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
この賞は、上記シンポジウムでの986件の学生ポスター発表の中から選出された177件の発表に贈られるもので、受賞者の小山さんには表彰状が贈られました。受賞の詳細は、以下のURLをご参照ください。
https://www.csj.jp/festa/2020/document/award.pdf

■分類:無機化学・触媒化学・分析化学
■題目:金銀混合ナノ粒子薄膜のSERS発現におけるシナジー効果
■発表者:小山 奈津季(滋賀県立大学)、秋山 毅(滋賀県立大学)、須川 晃資(日本大学)、田原 弘宣(長崎大学)、奥 健夫(滋賀県立大学)
■概要:金や銀のナノ粒子が光を吸収すると粒子周辺のナノ空間に光のエネルギーが濃縮され、ラマン散乱や蛍光の高感度化に応用することができます。今回発表した研究では、金-銀混合ナノ粒子薄膜では、金あるいは銀ナノ粒子のみを用いた場合と比べて、顕著に高いラマン散乱の増強効果が発現することを示しました。その機構について、混合膜の分光特性と電場計算を組み合わせて解明し、高感度ラマン散乱分光を実現するナノ粒子膜の設計の指針を得ました。

大学院工学研究科材料科学専攻の金澤暉さんが、2020年度「第32回高分子加工技術討論会」において「学生優秀発表賞」を受賞しました。

10月29日〜10月30日に名古屋市工業研究所において開催された「第32回高分子加工技術討論会」において、本学大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程の金澤暉さんの発表が「学生優秀発表賞」を受賞しました。
この賞は、研究会で行われた学生による優秀な発表に贈られるもので、今回は16件の学生口頭発表の中から2件が選出され、その中の1件に金澤さんの発表が選ばれました。金澤さんには賞状と盾が贈呈されました。

発表内容について
■題 目:側鎖型液晶性高分子の液晶秩序における側鎖グラフト密度の影響
■発表者:金澤暉、竹下宏樹、徳満勝久、神澤岳史
■概 要:高分子液晶の一種である側鎖型液晶性高分子では、側鎖メソゲン基の種類やスペーサー長などの分子構造が液晶化挙動に影響を及ぼすことが知られています。今回発表した研究では、従来から知られているこれらの分子構造に加えて、側鎖メソゲン基の「混み合い度合」に着目しました。その結果、分子鎖中に液晶化しない成分を少量導入することが、液晶化しやすさと液晶の運動性(電場に対する応答性)をむしろ向上させることが分かりました。このことは、高分子液晶材料の分子設計に新しい指針を与えるものです。

ガラス工学研究センター山田明寛講師らの研究成果がRoyal Society of Chemistry(英国王立化学会)の学術論文誌"Physical Chemistry Chemical Physics (PCCP)"のHot PCCP Articleに選出されました。

ガラス工学研究センター山田明寛 講師が京都大学の研究グループ(上田純平 助教、田部勢津久 教授、原田昌也 氏(本学科2016年卒)、宮野 隼 氏)と行った共同研究の成果が Royal Society of Chemistry(英国王立化学会)の学術論文誌"Physical Chemistry Chemical Physics"に掲載され、2020年Hot PCCP Articleに選ばれました。Physical Chemistry Chemical Physicsは化学・物理分野における国際的学術雑誌です。


【研究概要】
残光を示す材料は夜光塗料として誘導避難標識や時計の文字盤など広く利用されています。近年、我々の研究グループは、固体電子構造を基にした材料設計によって、Ce3+(発光中心イオン)を添加したY3Al5-xGaxO12(YAGG:Ce3+)系の残光蛍光体開発に成功してきました。また、固体電子構造は材料に印加する圧力により変化するため、YAGG:Ce3+蛍光体の残光特性が、圧力により変化することが予測されていました。本研究では、ダイヤモンドアンビルセル(DAC)と呼ばれる高圧発生装置を用いて、異なる電子トラップ深さを有するYbおよびCrを添加したYAGG:Ce3+残光蛍光体に圧力を加えつつその残光特性を「その場」で測定しました。圧力を印加すると、Yb共添加の試料では残光減衰速度が遅くなりましたが、Cr共添加の試料では残光減衰速度が速くなることが分かりました。これは、Yb共添加試料では、電子トラップ深さが浅くなり、Cr共添加試料では深くなったことを意味します。この圧力に対する異なる電子トラップ深さ変化は、結晶場非敏感の4f軌道電子がトラップ電子となっているYbと結晶場敏感の3d軌道電子が電子トラップとなっているCrの違いに起因しているが明らかになりました。この残光特性の圧力変化は材料科学的な興味にとどまらず、圧力誘起による固体電子構造変化など基礎科学的な点からも興味を集めており、今後の更なる研究の発展が期待されています。
論文参照先: DOI: 10.1039/d0cp03520c

加藤真一郎准教授が「物質・デバイス共同研究賞」を 受賞しました。

2020.10.7

本学工学部材料科学科 加藤真一郎准教授らの共同研究グループが、北海道大学・東北大学・東京工業大学・大阪大学・九州大学により共同設置された「物質・デバイス領域共同研究拠点」における共同研究の成果により、2020年度 物質・デバイス共同研究賞を受賞しました。
この賞は「物質・デバイス領域共同研究拠点」において、優れた共同研究を実施した研究者に授与されます。今年度は12グループが受賞しています。

【受賞業績について】
■研究タイトル:ベンゾペンタレンキノン誘導体とアニリン部位を有するアルキンの環化付加反応:環化付加反応機構の解明と環化付加生成物の誘導化
■研究グループ:加藤真一郎准教授(研究代表者)、九州大学先導物質化学研究所 塩田淑仁准教授、阿部司特任助教、吉澤一成教授
■研究の概要:π電子系化合物の環化付加反応は、特異な構造を有する化合物を一挙に構築する可能性を秘めています。本研究では、独自に見出した環化付加反応の機構を実験と理論の協奏により明らかにしました。また、本環化反応を足がかりとして、極めて立体混雑したπ電子系化合物の合成にも成功しました。この成果をまとめた論文は高く評価され、雑誌の表紙画像にも選出されています [Org. Biomol. Chem. 18, 4198-4209 (2020)]。

 

令和3年度入試より、地域等の条件を付さない(滋賀県外でもよい)学校推薦型の特別選抜を実施します。

2020.7.30

材料科学科では令和3年度入試より、地域等の条件を付さない(滋賀県外でもよい)学校推薦型の特別選抜を導入します。
詳細は本学の入試情報(https://www.usp.ac.jp/nyushi/senbatsuyoukou/g975/)に掲載された「入学者選抜要項」をご覧ください。
 

 

【開催中止】工学部学友会総会および工学部ホームカミングデイについて

2020.4.21

 
2020年5月30日土曜日に開催を予定しておりました第5回「工学部学友会」総会・懇親会および工学部ホームカミングデイは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止の観点から、中止といたします。

工学部学友会ホームページ




News

2021.8.30
学生と教員のグループによる受賞記事を掲載しました。
学生の受賞記事を掲載しました。
2021.8.1
教員の受賞記事を掲載しました。