本講座は,日本電気硝子(株)の寄附による寄附講座である.
世界のトップレベルにあるわが国のガラス技術が現状を保っていくためには, ガラスの特性を 最大限に発揮する効率的な製造プロセスを設計し,製造技術 として活かしていくことが必要である。このため、滋賀県立大学のもつガラス工学研究の実績を基に、ガラスの溶融から成型に至る信頼のおけるデータの測定と 測定結果の物理化学的体系化等,ガラス製造に関する基盤技術の総合的な研究を行うとともに、ガラス研究者・技術者の人材育成に取り組むことを目的として本講座が設置された。
総額1億円,2022年4月1日〜2025年3月31日(延長あり)
3年間で1億円の寄付として,2007年4月より継続的に実施
本講座は,滋賀県立大学工学部内の「ガラス工学研究センター」に設置され, 学内研究者等の参画を得て共同研究を推進し、ガラス製造技術に関する総合的な研究体制を構築する。