ソーラーベロタクシー Project
チーム:ソーラーハンター
“スチューデントファーム「近江楽座」/まち・むら・くらしふれあい工舎”
公立大学法人滋賀県立大学
1.プロジェクトの目的
現在、地球温暖化が問題視され、その原因である二酸化炭素(CO2)を出さない環境にやさしい太陽電池を使って、ベロタクシーの電動アシストシステムの充電を行う自立型のベロタクシーの普及を目指し、町の活性化を進めていくことです。
2.プロジェクトの内容
u 太陽電池によるベロタクシーの電動アシストシステムの充電。
u 音楽や液晶テレビの電源に使う電力も、太陽電池で生産して使用します。
u 夜間走行時のライトを、昼間に太陽電池で充電したエネルギーで作動させます。
u 太陽電池を取り付けるために、ベロタクシーの屋根部分の改良。
u 地域や企業の方々との交流を通じて、研究室の研究テーマでもある太陽電池のアピールを行います。
u ソーラーベロタクシーを彦根市内で実際に走行させます。
u 充電を太陽電池で行うことによる電力削減量や二酸化炭素(CO2)削減量の計算を行い、環境への貢献度について検討を行います。
3.実施スケジュール
6月 - 7月 |
調査・交渉(企業、材料)、ベロタクシー設計図作成 |
8月 - 9月 |
ベロタクシーの改良後、太陽電池の取り付け |
10月 - 11月 |
ベロタクシーの試運転および試乗会、環境ビジネスメッセ |
12月 |
彦根市にソーラーベロタクシーを投入 |
4.実施体制
u リーダーを元吉良輔、サブリーダーを角田成明、武田暁洋、永田昭彦として、大学院生や4回生10数名が中心となり、各学年(1, 2, 3回生)からもアドバイザーとして協力してもらい、指導教員や専門家のアドバイスを頂きながら、ソーラーベロタクシーの作製を行っていきます。
u 近藤隆二郎先生は、環境科学部環境政策・計画学科の准教授でもあり、ベロタクシーを提供して頂いています。環境科学研究科環境政策・計画学専攻の亀田将史・斉藤毅の2名にもメカニクスリーダーとして協力していただきます。
u ホンダエンジニアリング株式会社の松永健太郎氏にソーラーセルアドバイザーとしてコメント・アドバイスをいただきます。
u ベロタクシーへの太陽電池の取り付け作業は学生が行います。
u ソーラーベロタクシーの環境への効果を調べていきます。
5.実現戦略・手法
u すでに、ベロタクシーを使用させて頂ける許可を得ていますので、今後は太陽電池関連の企業と相談しながら、ベロタクシーに取り付けることができる最適なフレキシブル太陽電池の選択を行っていきます。
u 環境ビジネスメッセ、及び、ニューアース2008にソーラーベロタクシーを出展予定しています。
u ベロタクシーとは別に、愛知万博で使われたヤマハ製自転車タクシーも使用させて頂ける許可を得ていますので、太陽電池を搭載させる実験車体として使う予定です。
6.期待できる効果
u 電動アシストシステムの充電を太陽電池で行うことで、環境にやさしく、環境問題に貢献できます。
u 環境に調和したエネルギー源である太陽電池の普及へのアピールを行い、二酸化炭素(CO2)削減などのエネルギー環境問題への関心を高める効果が期待できます。
u ベロタクシー利用者が増加し、彦根市内の活性化につながっていきます。
u 太陽電池の利用によりベロタクシーの可能性を広げることができます。
7.メンバー紹介(コアメンバーのみ・他に大学院生・学部生など10数名)
チームリーダー |
元吉 良輔 |
工学研究科材料科学専攻博士前期課程1年 |
サブリーダー |
角田 成明 |
工学研究科材料科学専攻博士前期課程1年 |
サブリーダー |
武田 暁洋 |
工学部材料科学科4年 |
サブリーダー |
永田 昭彦 |
工学部材料科学科4年 |
メカニクスリーダー |
齋藤 毅 |
環境科学研究科環境政策・計画学専攻博士前期課程1年 |
メカニクスリーダー |
亀田 将史 |
環境科学部環境政策・計画学科4年 |
ソーラーセルアドバイザー |
松永 健太郎 |
ホンダエンジニアリング株式会社 |
指導教員 |
奥 健夫 |
工学研究科材料科学専攻・教授 |
指導教員 |
鈴木 厚志 |
工学研究科材料科学専攻・助教 |
指導教員 |
近藤 隆二郎 |
環境科学研究科環境政策・計画学専攻・准教授 |
8.お問い合わせ
u 工学研究科 材料科学専攻 博士前期課程1年 代表 元吉
良輔
E-mail:f23rmotoyoshi@ec.usp.ac.jp
u 団体法人特定非営利活動法人五環生活(担当:近藤
隆二郎)
E-mail:mail@gokan-seikatsu.jp http://gokan-seikatsu.jp